「メガネがなくても見える生活をさせてあげたい」
そんな思いで我が家が始めたのが、オルソケラトロジーという視力矯正の方法です。
視力が0.08まで下がってしまった子どもが、たった1ヵ月で裸眼1.2まで回復。現在はメガネなしで学校も習い事も問題なくこなせています。兄はサッカー、妹はダンスを習っているので本当にメガネから解放されて伸び伸びとしています。
もちろん、メリットばかりではありません。治療には高額な費用がかかりますし、毎日の目薬など手間もあります。
でも、「本当にやってよかった」と思える日々です。
今回は、オルソケラトロジーを始めた理由から、実際の費用、経過、メリット・デメリットまで、リアルな体験談をお届けします。
オルソケラトロジーとは?夜寝るときに装着する“視力回復コンタクト”
これは、夜寝るときに特殊なハードコンタクトレンズを装着して、角膜の形を一時的に矯正し、昼間は裸眼で過ごせるようにする治療法です。
- レーシックのように手術しない
- 子どもでも使用可能
- 近視の進行を抑制する効果もあるとされる
日中は何も装着しなくてOKなので、スポーツやダンス、プールなどにも影響がありません。
うちの子の視力低下と、始めたきっかけ
小学校に入ってから、一気に目が悪くなってきました。
ある日、視力検査の紙を持って帰ってきて、眼科で検査してもらうと「視力、0.08」でした。正直、ショックでした😭
一年前に作ったメガネすら、視力が出てないことも判明…さらにメガネは
- サッカーの時は使えない
- ダンスで汗をかいて落ちる
- 友達と遊ぶときに気になる
親としてできることがあるならしてあげたいと思い、オルソケラトロジーにたどり着きました。
受けた検査と診断
私たちが通っているのは、都内のオルソケラトロジーを扱う眼科クリニックです。
初診では、以下のような詳しい検査を受けました:
- 角膜の形状
- 目の乾燥具合
- レンズのフィッティング
- 装着体験(実際に試す)
診断の結果「適応あり」となり、治療を開始することに。
オルソケラトロジーの費用:高いけれど価値あり?
- 初期費用:約18万円(両眼)
- 定期検診(3ヵ月ごと):数千円
- 毎日の目薬「リジュセアミニ」:月5,000円ほど
- 保存液・ケア用品:月1,000〜2,000円
年間合計:約25〜30万円ほど
(毎日つける目薬:リジュセアミニ)
けっして安くはありませんが、子どもが裸眼で快適に過ごせることを考えると、親として納得のいく出費でした。
開始から1ヵ月の経過|兄妹で異なる視力の回復スピード
兄の場合
最初の1週間で片目は1.2まで上がり、もう片方は0.7どまりでした。けれどその翌週には両目とも1.2に安定!
妹の場合
最初の1週間では片目の視力が0.7からなかなか上がらず…。乱視用レンズに変更。
変更後すぐに視力が改善し、現在は両目とも1.2をキープしています。
こうした違いからも、子どもに合った調整・診察の重要さを実感しました。
両目だと1.5近くでてました
子どもの生活が激変!裸眼で広がる自由
- サッカーのプレー中、ボールが遠くからでもよく見える
- ダンスの振り付けがハッキリ見える。立ち位置も。
- 学校で一番後ろの席でも黒板が見える
- なにより、メガネを忘れる心配がない!
オルソケラトロジーを初めてつけて寝た朝、「世界違うー!こんなに見えるんだー!」 という言葉が子どもから出たとき、やってよかったなと思いました。
こんなによく見えるようになるとは驚きでした!
メリットとデメリットまとめ
メリット
- 日中は裸眼で過ごせる
- スポーツや水泳も安心
- 近視進行の抑制が期待できる
- メガネの煩わしさがない
デメリット
- 治療費・維持費が高い
- 毎晩レンズの装着と洗浄が必要
- 個人差があり、効果の出方も違う
どんな家庭におすすめ?
- スポーツ・ダンスをするお子さん
- メガネにストレスを感じている子
- 親がケアをしっかり見守れる家庭
まとめ|1ヵ月経った今、後悔はゼロ
オルソケラトロジーはたしかに費用も手間もかかります。でも、
- 見えることで自信が持てる
- 生活がより快適になる
- 視力の進行を抑えられるかもしれない
そう思えるなら、やってよかったと心から言える治療法です。
同じように子どもの視力で悩んでいる方の参考になればうれしいです。
是非お近くのオルソケラトロジー取扱眼科でご相談頂くことをおススメします🙏