わが家には11才のトイプードルがいますが、犬って結構出費がかかるんです。今回はどのくらいかかるのか考えてみたいと思います。
「犬を飼いたいな」と思ったときに、まず気になるのがお金のこと。特に東京のような都市部で暮らしていると、動物病院やトリミングサロンの料金も高め。実際、犬と暮らすにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
今回は、東京でトイプードル(約1.8kg)と暮らす我が家のリアルな支出をベースに、一般的な年間の飼育費用についてまとめてみました。
■ 我が家の毎月の出費
まずは、毎月かかっているおおよその費用を項目別にご紹介します。
• フード・おやつ代:約3,000〜5,000円
• トイレシーツなど日用品:約2,000円
• 医療・予防費(ワクチン・薬など):約5000円
• トリミング代(1か月に1回):月平均 約4,000円(うちはモデル犬をやってるので安く済んでいます。)
この4つを合計すると、毎月16,000円程度はコンスタントにかかっています。
さらに、年に数回ある予防接種や、体調不良での急な通院費など、突発的な支出も発生します。そのため、年間の支出は20万円以上にはなっていると感じています。
高齢犬なので保険料がかかるのと、フード代が少し高いときがあります。
■ 平均的な年間飼育費はどれくらい?
ペット保険会社や業界団体が公表しているデータによると、犬1頭あたりの年間飼育費用の平均は約30〜40万円。 この金額には、フード代・日用品・医療費・トリミング・ペット保険・しつけ費用・預かり代などが含まれています。
つまり、私の感覚よりももっとかかっているご家庭も多いということですね。
特に負担が大きいと感じるのが、次の3つの費用です。
■ 大きな出費ベスト3
① 医療費・予防接種・薬代
犬の健康を守るために欠かせないのが予防医療。 フィラリアやノミ・ダニの予防薬、年1回のワクチン接種などで年間1万円以上かかります。さらに、体調不良や怪我による通院となると、1回の診察でも5,000円〜1万円ほどかかることも。 特にシニア期になると医療費は年々増えていくので、将来的な備えも必要です。
毎年必ずかかるお金なので計算にいれておかないと大変なことに!
② トリミング代
トイプードルは定期的なトリミングが必要な犬種。 うちの子はトリミングスクールのモデル犬で安くしてもらっていますが、普通のトリミングだと、月1回通う場合は年間で10万円以上になるケースも。カットのデザインやオプションによって価格は変わりますが、美容代は意外と侮れません。
もしお安く済ませたい場合はお近くのトリミングスクールなどに募集していないか確認してみると良いかもしれません。
③ ペット保険や預かり・しつけ費用
万が一の病気やケガに備えて、ペット保険に入る家庭も増えています。月々の保険料は犬種や年齢にもよりますが、年間で2〜5万円程度。 また、旅行や帰省時のペットホテル利用費や、トレーニング教室の費用なども、暮らし方次第で大きな出費になります。
昨年、膵炎を患い 医療保険は本当に必要だと身をもって感じました。
■ その他にかかるお金
ほかにも、以下のようなタイミングで出費が発生します。
• ペット用ベッドやクレートの買い替え
• おもちゃや季節ごとの服(冬の防寒など)
• 交通費(電車やタクシーを利用する際)
• 市区町村の犬登録費・狂犬病予防接種(年1回)
こうした“ちょこちょこした支出”が、1年間で見るとかなり積み重なります。
ペットと泊まれる宿もなかなかお高くて旅行も行きにくいです。涙
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■ 「かわいい」にはコストがかかる。でも得られる幸せはプライスレス
犬を飼うということは、お金も時間も愛情もかかること。 でも、それ以上に与えてくれる癒しや喜びは本当に大きくて、毎日がかけがえのない時間になります。
もちろん無理のない範囲で、ライフスタイルに合ったペットライフを送ることが大前提。 もしこれから犬を飼おうと考えているなら、「かわいい!」だけでなく、「続けられるかどうか」を現実的に考えることがとても大切です。
ペットも大事な家族なので大事にしていきたいですね♪
項目 | 月額目安 | 年間目安 |
---|---|---|
フード・おやつ | 3,000〜5,000円 | 約4〜6万円 |
日用品(シーツ等) | 約2,000円 | 約2.4万円 |
医療・予防 | 約5,000円 | 約6万円+突発費用 |
トリミング | 月平均 約4,000円 | 約5万円弱 |
その他(保険・預かりなど) | 世帯により変動 | 数万円〜10万円以上 |
合計 | 約1〜1.6万円/月 | 約19〜30万円以上 |