【実体験】セカンドオピニオンで救われた命|動物病院を変えて気づいた本当に大切なこと
前回の記事では、うちの愛犬がネギ入りチャーハンの誤食をきっかけに膵炎を発症した話を書きました。
▶ 【前回記事】犬が膵炎に…原因はネギチャーハン?症状・治療・後悔したこと
毎日の点滴と検査、でもみるみる弱っていく姿。高額な治療費と、治らない不安の中で、私は思いました。
「このままで、本当に大丈夫なんだろうか…?」
そして私は決断しました。
もうひとつの病院で診てもらおう。
🏥 セカンドオピニオンとは?
セカンドオピニオンとは、「今かかっている医師(または獣医)以外の医師からも意見を聞くこと」。
人間の医療ではよく知られていますが、実は動物医療でもとても大切な選択肢です。
私も最初は「失礼にあたるのでは?」とためらいました。
でも、愛犬の命のこと。遠慮している場合じゃないと感じました。
さらに病院でもらったご飯も食べず、私が低脂肪ささみをあげたら喜んで食べたので、もしかしたら治療自体もあってないのかも!?と思いました。
💡 転院を決めた理由
- 毎日の検査の説明があまりにも少ない
- 点滴や投薬が続いても全く食欲が戻らない
- 「よくなる」という見通しが見えない
- 精神的にも経済的にも限界が近づいていた
もちろん、最初の病院が悪かったわけではありません。
でも、治療の方針や相性というのは、病院ごとに大きく違います。
先生もコロコロ代わり違うことを言われるのも不安になってきた部分もありました。
🌿 昔ながらの動物病院へ
私が選んだのは、近所にある昔ながらの動物病院。
最新設備があるわけではありませんが、清潔感があり、なにより先生がとても話を聞いてくれる方でした。
「とりあえず、薬をだすので、今は休ませて、様子をみてください。」
とお薬を出してくれました。
「もしかしたら、病院に通うストレスもあるかもしれないね。」と。
そして何より印象的だったのは、先生がまるの身体を丁寧に触診してくれたこと。
全体やお腹を診てくださって、話し方や判断にも経験の深さを感じました。
「この先生なら任せても大丈夫」──そう思える安心感がありました。
それからの数日、まるは少しずつごはんを口にするようになり、元気が戻ってきました。
まるの生命力を信じて、治る力をサポートする──そんな方針が、うちの子には合っていたのだと思います。
弱って、毛並みもボサボサ、カサカサだったのですが、ご飯を食べれるようになり、毛並みにも艶が出て元のまる戻ってきました。
🔚 まとめ|「病院を変える勇気」が命を守ることもある
前回の記事でもお話しした通り、膵炎は突然やってくる命に関わる病気です。
今回は、うちの子が毎日の検査や点滴でどんどん弱っていく中で、思いきって転院を決意し、セカンドオピニオンで命を救われた体験をお伝えしました。
- ひとつの病院だけにこだわらず、他の選択肢を持つこと
- 先生との相性や方針の違いを感じたら、立ち止まって考えること
- 「他の先生にも見てもらう」ことを、ためらわないこと
私自身、この経験を通して「飼い主が冷静な判断をすること」の大切さを痛感しました。
そして何より、まるの回復する力を信じて見守ること──それがいちばんの治療だったのかもしれません。
もし今、同じように不安を感じている飼い主さんがいたら、どうか焦らず、あなたとあなたの大切な家族に合った答えを見つけてほしいと思います。
新し高度治療はできる最新の病院も素晴らしいですが、経験豊富な獣医師に見てもらうのもほんとに大事なことだと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。